スポーツ問題
─── スポーツは心のふるさと
高校3年間と大学4年間、グラウンドで過ごした毎日。現在の活動の源泉は若いころの自分にあります。
─── 人はなぜスポーツにひきつけられるのか
人は、スポーツをしているときほど真剣な表情はなく、喜びと悔しさが素朴にこぼれ出る瞬間はない。
しんどかった練習、負けて帰った試合、応援してくれる家族のまなざし‥‥いろいろな思いが素朴にあふれ出るのがスポーツ。
運動会での子どもたちのどきどきした顔やうれしそうな顔。運動会もオリンピックも同じなのがスポーツ。
スポーツはアート(芸術)である。
トップアスリートは常人ではまねのできないことをやってのけます。美しい旋律でバイオリンを奏でるのと同じ芸術なのです。
研ぎすまれた本能と美しい肉体の動き。
スポーツをしている瞬間、ヒトはケモノになります。我々がアスリートに魅せられるのは、人間が動物であるという本質に根ざすものだと思うのです。
─── スポーツの未来
生きがいとしてのスポーツ、仕事としてのスポーツ、見て楽しむスポーツ、趣味のスポーツ、健康作りのためのスポーツ。
スポーツの裾野はとても広く、その分、スポーツが人びとにもたらすものも深く豊かなものになるでしょう。
そう信じながら、スポーツに関わるさまざまな活動を行っています。